青春
滋賀本部校|2010年10月29日
最近、地元の友達と話をする機会がありました。
先日の大学50周年とともに、懐かしさがこみ上げる瞬間。
聞くところによると、私の中学時代の親友が結婚するとのことでした。
テスト対策の真っただ中なので式には出られないと返すと、
手紙だけでもよこせということで、書かせていただきました。
そんな昔のことを、と思いましたが意外と覚えているものですね。
どうでもいいことほど覚えているものです。
中学時代なんて本当に不毛な毎日を送っていました。
部活ではベンチを温め、高校入試も何となくで終わってしまいました。
でも、不思議なことに「後悔」という念は全く沸き起こってきません。
それよりももっと他の事にエネルギーを費やしていたからだと思います。
何も生み出さないけれど、そういうことに真剣になる。
周りに呆れられたり笑われてもいいから、何かに熱くなってみる。
そういうものがあのころにもあったのだと思います。
式の翌日、その親友から電話がありました。
名前を伏せてサプライズで読んでいただけたようですが、
すぐに私からだと気付いたそうです。
そりゃそうです。だって、二人だけの「青春」が詰まった手紙ですから。
滋賀本部校 宝蔵