だから、勉強しよう!パート2 | HOMES個別指導学院
校舎ブログ

だから、勉強しよう!パート2

穂積校|2011年4月28日

いきなり、暖かくなりましたね?高3の受験生の子の勉強する姿を見ると、中3の頃が懐かしく思います。「そういえば、よく勉強してたな・・・。今でもコツコツカツコツできるんだな。」受験生の勉強に向かう姿には、いつも尊敬しています。がんばれ!受験生!

さて、前回の続きです・・・。

ある日、課外活動のためにクラス6名全員で歩いていたところ、「あっ!あっ!」と翔くんが話し

かけてきた。「どうした?何かあったか?」と私は思いながら、翔くんの指をさす方向を見た。す

ると、何もなかった。ただそこには美しすぎる青い空があった。雲がひとつもない、青すぎる空

だ。まるで翔くんの純粋な心を表しているようであった。忘れられない素敵な瞬間だった。
しかし、それまでの学校生活は本当に大変だった。翔くんは、一緒に歩いていても突然走り出し

たり、廊下で寝転んだり、私の給食のデザートを横取りしてみたりと、私の言うことは半分ぐらい

しか聞いてくれなかった。しかし、担任の先生の言うことはしっかり聞いていた。私に足りないの

は何か?多分翔くんとの信頼関係であろう。頭ではわかっている。では、どうすればいいの

か?悩んだ。答えを見つけることができないまま、日々が過ぎていった。本当にどうすればいい

のか?マニュアルはないのか?完全に困っていた。私は、翔くんが指した青すぎる空を見て、

 悩んでいたことが吹っ切れた。簡単だった。信頼関係が築けないのは、私が翔くんと真剣に向

き合えていなかったからだ。私自身の問題だった。吹っ切れた後、学校では私と翔くんはいつも

一緒にいることができた。嬉しかった。でも、厳しく叱った時もたくさんあった。たくさん泣かせ

た。翔くんのことを真剣に思い、叱る自分が辛かった。でも、信頼関係が築けた。

そして、何事にも一生懸命に生きる翔くんと過ごし、いつのまにか、「自分は、翔くんより必死に

生きてきたのか?」と自問自答するようになった。命に限りがあるからといって、一生懸命に生

きているのわけではない翔くん。誰だって寿命がある。永遠に続くわけではない命。私は永久に

続かないことは理解できる。だったら、目の前のことを精一杯に生きていきたいと感じた。一生

懸命に生きようと、目の前の翔くんに心の中で誓ったことを覚えている。

 

中学生、高校生のみなさん、テスト結果や通知表の評価や勉強について、何かのせいにしてはいけませんよね。わかっていますよね。常に全てのことは、自分の問題です。

みなさんは、必死で真剣に勉強していますか?勉強することでしかわからないことや気付かないことはたくさんありますよね。

努力することでしか努力の大変さはわかりませんよね。

私たちには一生懸命生きることが重要なのではないでしょうか

HOMESの生徒や講師のみんな、今を一生懸命にそして最高の時間を生きよう。

だから、勉強しよう!

穂積校 江口 徹 

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