夏の日の思い出!
上石神井校|2012年8月7日
こんにちは。
上石神井校では、ブログでの校舎紹介の合間に、ちょいちょいと校舎長の個人的な思い出話を挟んできましたが・・・。
一周してまた夏が来ましたヽ(^。^)ノ
思い出シリーズも2週目ということで・・・引き続きひっそりとよろしくお願いします。
勉強の合間のちょっとした息抜きにでもなれば幸いです。
さて、なんだかさみしい思い出を語ることの多い僕の思い出ですが(笑)、なかなか青春な夏もあったわけで。
大学に進学し、「劇団こだま」に入団した僕は、地獄の新人トレーニングに参加したのです。
今日はそんな夏の思い出を。
なんだか、毎年のように「記録的な猛暑」なんて言葉を聞きますが、僕の大学1年目も、やはり記録的な猛暑でした。
そんな中、始まりました。通称「身体訓練」。
「じゃあ、ストレッチ始めます」
演劇集団ですから、アトリエと呼ばれる稽古部屋でストレッチするのですが、これが完全な密室。夏場、密室。汗で水たまりができる。
「よし、じゃあアップ開始」
準備運動と言う名のプチマラソン。5キロ走る。
「階段メニュー始めます」
神社の階段を、手押し車で上り下り。熱を持った階段で手が焼けるから、軍手着用。おんぶ階段歩きとかアヒル階段歩きとか。
「アトリエに戻ります」
5キロ走る。メニューについていけなくなったら強制退団。それが嫌で、しがみつくようにメニューをこなす。
「よし、筋トレ開始。腕立て伏せパート1!」
腕立て伏せが3種類。それが終わったら腹筋も3種類。背筋、側筋、スクワット、ダッシュ・・・
っていつ演劇の練習始まるねん!!!
・・・実はこの「筋トレ終了」までがアップ。そこから先が「身体訓練」。え?ここから先が身体訓練なの?
結局、掛け声以外の言葉を発することなく、ひたすら体を酷使して一日が終わる。え、演劇・・・。
13人いたメンバーが5人になり、文科系の自分が筋肉ムキムキになったところで第一次訓練終了。
なんだかんだで耐え残った自分は、そこで初めて、やり抜くことの素晴らしさを知ったのです。
何度も何度も、というか毎朝やめようと思ったけど、やめなくてよかった!!
そして、一緒に耐え抜いたメンバーとの絆は、むちゃくちゃ固い。
さらっと重大なことを書いてしまいますが、その一人と、今年結婚します。やっぱり、むちゃくちゃしんどい時間を一緒に過ごしたってのが、ものすごく大きいのですよね。
これを読んでいる中高生のみんなは、部活とか勉強とか、しんどい思いしてるのかな?
絶対に一つ、言い切れることは、
「しんどい時期がない人生は何もおもしろくない」
ってこと。そして、
「しんどい時期を共に過ごした人とは、信頼関係が生まれる」
ってこと。
未だに(って言うのも変だけど)、僕の奥さん(ってまだ早いけど)は、高校の頃の部活仲間と仲良くしてます。
自分は高校の頃帰宅部だったから、そういうの、ちょっとさみしい(笑)。
部活と勉強の両立は大変だけど、人生を長い目で見たら、がんばるだけの価値はあるよ、きっと。
ってことが、言いたかったのです。
あいかわらず、ずいぶんと回りくどい文章になりましたが・・・。
がんばれー。部活も勉強もがんばれー。
上石神井校 校舎長 林克洋