お祭り
未分類|2014年4月23日
「お祭り」というと、私は、夏で、花火が上がって、浴衣を着て、露店をまわって・・・をイメージします。
みなさんはいかがでしょうか。
飛騨・国府地区では、多くのお祭りが残っています。
こちらでのお祭りとは、神様をお招きし、ご奉仕し、地域の安寧と発展をお祈りする日だそうです。
各地区にある神社ごとにあり、毎年同じ日に行うそう。(平日でも!)
時期は春~秋と、地区によってさまざまです。
国府校のある「三日町」では、昨日がそのお祭りの日でありました。
昼頃、どこからともなく笛や太鼓の音が・・・
大人たちの獅子舞が各宅を訪れていました。
そしてまたしばらくすると、
「カン、カン、カンカンカン・・・」とリズミカルに響く鐘の音が。
これは「闘鶏楽(とうけいらく)」といわれる伝統芸能で、祭りの奉納のひとつです。
地元の人は「かんかこ」と呼び、多くは小学校高学年~中学生の男の子が行います。
校舎にも来てくれました!
始めと終わりにはきちんと礼をしてくれていました。
(写真を撮らせてくれたかんかこの皆、ありがとう!)
ちなみに女の子は、各神社で神様に捧げ物をする「采女(うねめ)」と言われる役や、奉納する舞を踊る役をするんですって!
各地域のお祭りがある日は、学校もお休みし、1日中祭りに参加するそうです。
こういったお祭りは、きっと、どこの地域にも残っているわけではないと思います。
子どもたちは疲れきった顔でしたが、ぜひ残して欲しい行事だと思いました。
目の当たりにして、大きな感銘を受けた日でありました。
国府校 野原加絵