紫陽花 Ⅱ
大垣本部校|2014年6月17日
先週のブログであじさいについて書きました。
その色の変化には、酸性かアルカリ性か、という土壌の性質が影響していることを書きかけて終わったと思います。
では、以下はその続きです。
皆さんはあじさいの花を何色で想像しますか?
日本の土壌だと、「紫陽花」と漢字が当てはめられたように青紫が主流なのだそうです。
青系は土壌の水素イオン濃度指数が酸性で、赤系はそれがアルカリ性だとなります。
中性、またはそれに近いと中間の紫系になるのですね。
ただ、品種改良されたものは色が変わらないものが多いんです。
では世界のあじさいはどうなのでしょう……。
説明しているうちに気になってきました(笑)
ということで、少し調べてみました!
日本で青系や紫系が主流なのは、火山地帯で雨も多く、弱酸性の土壌が多いから。
ですが欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系が主流なんですって。
さらにもう1つ、おもしろいことが!
西洋あじさいは、ラテン語で「水の器」という意味で「ハイドランジア」と呼ばれます。
他の草花に比べて葉の気孔が多く、水をたくさん欲しがるからだそうです。
だからその分、水さえしっかり与えていれば、日陰でも育つ丈夫な花なのですね。
以上、2週にわたって あじさいのお話でした。
どうりであじさいは梅雨の時期に咲き誇るわけです!
高校生の皆さんは就学旅行を控えている方が多いだろうと思います。
できれば雨に降られることなく、良い思い出になるといいですね♪
中学生の方は、ほとんどが今週いよいよ期末テストです!!
土・日・月の理科社会徹底特訓、長時間おつかれさまでした。
3日間それぞれ、事前に嫌がっていたのが嘘のように真剣に取り組む皆さんの姿を見ることができて嬉しかったです。
そんな姿を見ていたからこそ、心から応援しています!
日常的にテストがある高校生の方も含め、皆さん頑張って下さいね!
大垣本部校 岡安