七夕はまだ終わってない!?
大垣本部校|2014年7月8日
昨日は七夕。
おり姫星とひこ星が1年に1度会える日でした。
でも、毎年のように天気が悪いですよね(笑)
梅雨の時期である7月7日だから、当然といえば当然なのかもしれません。
ではなぜ、天候が悪いことの多いこの時期に七夕が設定されているのでしょう?
大学で中国人の友達と話をしていたときに、偶然この疑問が解決されました!
七夕の7月7日は、もともと旧暦で数えた日にちでした。
旧暦とは太陰太陽暦のこと。
月と太陽両方の動きを計算に入れます。
明治の改暦で、日本はそれまでの太陰太陽暦ではなく、西洋式の太陽暦を使うようになりました。
こちらは太陽だけを基準にしています。
旧暦でいう7月7日は新暦では8月上旬ごろにあたり、この日の夜にはおり姫星がほとんど頭の真上にあります。
ひこ星も高く昇っていて、天の川がちょうど北から南へ空を横断しているのです。
日本の暦を定める国立天文台では、太陰太陽暦の計算をしていない代わりに、「伝統的七夕」という言葉を使って旧暦とは別の方法でその日を求めています。
14年の伝統的七夕は、8月2日だそうですよ。
何気ない友達との会話が勉強になりました!
それを知った今年は、それを踏まえて8月2日の空を見上げてみたいと思います♪
大垣本部校 岡安