勘違い。
大垣本部校|2014年9月16日
「しおらしい」
①優美である。
②控えめでつつしみがあり、感心である。柔順で可憐である。
③かわいらしい。
(広辞苑より)
つい最近、この言葉の意味をちゃんと調べてみる機会がありました。
「しおらしい」というと、しゅん…としているような、打たれ弱いような女の子のイメージがあったのですが、②に近いような気はするものの、私のイメージにしっくり合うような意味はありませんでした。
「健気(けなげ)」
①勇ましいさま。勇健。
②しっかりして強いさま。すこやかなさま。健康。
③殊勝。
④(子どもなど弱い者が)けんめいに努めるさま。
(広辞苑より)
この言葉も 弱い者が頑張るようなイメージが強く、恥ずかしながら、「勇ましい」「強い」という意味をちゃんと持っているとは知りませんでした。
使い方も受け取り方も私の中では④の意味でしかなくて、他の意味が上に出てくることに驚いてしまったくらいです。
日本に生まれてから感覚で学んできただけの日本語は、文学的にいうと正確だとは限らないのでしょう。
そもそも私は、大半の日本語を「学び」はしていないのだと思いました。
感覚で身についたことは、それらがちゃんと正確なのかはわかりません。
言葉の意味も感情も、感覚的にわかっただけで納得してしまえば、上手く人に伝えられないことが多いように感じます。
今打っているこれもだんだんわけがわからなくなってきていて(笑)、真意を伝えることが難しいです。
そう思ったとき、言葉のバリエーションを増やすことをわざわざ勉強だとは思いませんが、こういうのも勉強する理由のひとつではないかと思いました。
あと最後に、言葉に絡んでもうひとつ。
「立橋」って言葉がありますよね。
ありますよね?(笑)
実はないんです(笑)
「陸橋」と「立教」ならあるんですけど、ごちゃまぜにしている人、意外と多くありませんか?
昨年度まで、私もその1人でした///
以上!
それではみなさん!高校生も中学生も、テスト期間頑張ってくださいね!!
大垣本部校 岡安