一生勉強・一生懸命・一生青春!
七郷校|2014年12月1日
12月になりましたね。季節が「本格的に「冬」を向かえようとしています。中学生の皆さんは「受験」に向けて本格的に取り組む時期ですよね。そう,岐阜県の公立高校入試まで残り…日となりました!気合を入れて進む時です!
七郷校では,毎月の頭に子どもたちに読んで欲しい言葉を掲示しています。今月は,タイトルの「一生勉強・一生懸命・一生青春!」についてです。
相田みつをさんが生前こんな事を言っていました。「年をとって困ることは、身体が固くなるばかりでなくて,頭が固くなること心が固くなることです。心が固くなると感動・感激がなくなります。一生青春を保つためには、心のやわらかさを保つこと。そのためには,具体的に何かに打ち込んでいくことだと思います。」と。
この言葉を聴いたとき,自分自身気づいた事があります。社会人になった時,色々な事から誰かを信用するのが怖いと思う事がありました。だから,感情を表に出すことや,がむしゃらに一生懸命やる事に臆病になっていた時期があります。いつの間にか,一生懸命やっている人を妬んだりした時もありました。自分も一生懸命やりたいと思う気持ちとは裏腹に,出来ない理由を必死に探している自分が居ました。気づくと,一生懸命頑張る事がかっこ悪いと思うようになっていました。何かに熱く取り組んでも結果が出なかった時,どんな顔をすればいいんだろう…。だから手を抜きながら抜きながらと思った時期もあります。でも,そんな事をしても気持ちは楽になりませんでした。余計に辛くなるばかりで…。何かに挑戦すれば失敗はつきものだと知りながらも,中々挑戦できない自分が居ました。
ただ,たくさんの子どもたちと触れながら,少しずつ一生懸命の大切さに気づく事ができました。努力をしても,中々結果がついてこなくても,いつかその努力が報われると信じ,今自分ができる事をがむしゃらにやりきった子。部活と勉強の両立に悩みながらも,必死に両立させようと頑張った子。思うように行かず,感情をむき出しにしながらも現状を耐え抜き,未来への道を切り拓いた子。不安と向き合いながらも,その不安に打ち勝つための最大限の努力を貫き通した子…。
思えば,無我夢中で何かに一生懸命やりきる事が出来た子たちは,今でも私の記憶に鮮明に残っています。いつの間にか「この子たちのためなら!」って素直に思えるようになりました。いつの間にか,私自身も無我夢中になり,一緒に考え行動できるようになりました。頑張る子どもたちをみて,素直に思う事。それは,一生懸命はかっこいいという事です。一生懸命がんばる人は,誰からも自然に応援されるようになります。皆さんの周りにも一生懸命で熱い人居ますよね?誰もが心の中でキラキラ輝きたいと思うはずです。でも,キラキラするためには,努力が必要になります。苦しくて,辛い時…。そっと周りを見て下さい。皆さんには,素敵な仲間が居ます。応援してくれるお家の人が居ます。先生達も居ます!だから,一生懸命,熱くなって下さいね。
冬の寒い時期を乗り越えてこそ,春に大きな花が咲くものです。
「一生勉強・一生懸命・一生青春!」
HOMES七郷校 校舎長 大形直弘