厳しい環境に身を置くこと
大垣本部校|2014年12月2日
私は「先生」と呼ばれますが、私にとっては生徒も「先生」であり、生きている時間など関係なく尊敬する人が多くいます。
その筆頭である1人が、先日HOMESを退塾しました。
この時期ですが、退塾というよりは卒塾のような、私が知っている中で最も前向きな旅立ちです。
私が関わり始めたのは中3の途中からですが、小学生の頃からHOMESに通っていたんだそうです。
小さい頃から彼女を見ている社員の先生方にとっても、家族同然の子だったでしょう。
彼女の自らを超えていこうと努力する姿に魅せられ、私から見ても多くの支えが彼女の周りに存在していました。
そんなあたたかい場所を離れ、彼女は大きな目標に向かってより厳しい環境に身を置くことを決めました。
今ある居場所を自分の意思で離れることは、そうそうできることではないと思います。
期待とともに計り知れない不安があって当たり前ですし、どの選択が正解かなんて進んでみなければわかりません。
ですが必ず、彼女はこの選択を正解にしてくれると信じています。
中学生の皆さん。高校生の皆さん。
テストが終わって、目の前に迫った楽しみな冬休みやクリスマスに胸を弾ませていることと思います。
ところで、返却されたテスト結果。
自己ベストがHOMES全体の目標でしたが、取り組みも含め、これでよかったと心から思える中身でしたか?
テスト勉強に取り組む中で一度でも、もっと前から勉強しておけばよかった、もう少し時間があれば…と思いませんでしたか?
そんなわかりきった後悔を、今まで何回繰り返してきましたか?
今一度、そんな自分の身を厳しい環境に置いて、コツコツやってみてほしいと思います。
テスト前はみんな勉強して当然ですから、大きな差が付くのは今です。
私も、とある厳しいことに挑むと心に決めました。
自分に言い聞かせる気持ちも込めて書いたこれが、たとえ1人にでも響いているとうれしいです。
大垣本部校 岡安