数学ノート
大垣本部校|2015年1月27日
生徒が数学の問題を解いているのを見ると、ノートの行にきっちり揃えて、分数の線もまーっすぐ書いて、間違いもきれいさっぱり消しゴムで消して……というように、丁寧に丁寧にノートを作っているのを目にします。
中学生の頃の私を見ているようで、懐かしく思います(笑)
中学2年生のとき、数学の先生に「数学のノートは汚く書け」と散々言われました。
「汚く書け」というのは、つまり「速く解け」という意味です。
言われた当初はきれいに書き残したいこだわりの方が強く、聞く耳を持たずに丁寧さを優先していました。
筆記体も同様です。
bの筆記体がきれいに書けないからと、教わってしばらくは言われたとおりにしていましたがそのうち元に戻しました。
ですが後々、「b」と「6」を見間違えることが時々あって、それだけのことで計算ミスをするよりは…と、再び筆記体を使い始めました。
ノートも速さを優先してみると、先生に言われたことの理由がわかります。
評価をつけられる提出用ノートなら話は別かもしれませんが……。
こだわっていた当時の私からすれば曲げづらかったのでしょうが、今となっては頑固にこだわっていた自分が幼かったなと思います(笑)
人に言われて自分を変えることは、なかなか難しかったり、時には悔しかったりもしますよね。
結局それが自分に合っても合わなくても、以上が人の言葉に耳を傾けることを止めてはいけないと思った私の思い出話でした。
大垣本部校 岡安