ネガティブな作戦
大垣本部校|2015年2月7日
こんにちは。
最近は受験生、とくに公立高校入試まで残り1ヶ月ほどの中3生は、夜遅くまで必死になって勉強しています(`・ω・´)
もちろん、高3受験生や、学年末テストを控えている子どもたちも一生懸命です!!
僕も、中3受験生を多く教えています。
僕はよく、「難しい問題は捨ててもいい。」と言っています。
例えば「数学は計算だけでも完璧に!!」「英語は短期間では伸びにくいけど、理科社会は伸ばせるから徹底的に!!」とか・・・。
中3生にとって受験の勉強範囲はとてつもなく広いです。
ですので、勉強する範囲をしぼって、そこをやれば確実に点がとれる!!
そう言うことで、自分のやるところが明確になるので、やる気も出るでしょう。
受験において、解ける解けないを見極めて、できるところで確実に得点を取るのは、ものすごく大切なことです。
しかし「難しい問題は捨ててもいい。」というのは、ネガティブな作戦ですよね。
捨てる単元や科目はなく、基礎は完璧にこなし、難しい問題を受験前にたくさん解いていく。
はっきり言ってしまえば、これが理想だと思います。
ではなぜ、捨てないといけない単元が出てくるのか・・・。
みなさん分かっていますよね。
中1・2年のころにサボっていたから。
テスト前だけ一生懸命勉強して、それが終わってから復習をしてこなかったから・・・。
もし、中1・2年のときにサボらず、復習もこなしていたら、「捨てる」といったネガティブな作戦をすることなく、志望高を下げることもなく、この受験前は、応用問題をたくさん解いているのではないでしょうか。
もしも今、中1・2年生ならば、受験前になってできない問題を捨てる作戦をとらないように、テスト期間以外にも、勉強しましょう!!
また中3受験生で、そのような状況にいる人も、諦めてはいけません!!
高校に入ってからの努力で、中学のころの差なんて、あっという間に埋まってしまいます!!
高3受験生になってから同じことを繰り返さないよう、高1・2年生のときから勉強しておけばいいのです!!
人生を左右する大事な大学受験の際、ネガティブな作戦に頼らなくてもいいように・・・。
大垣本部校 鈴木