卒展
大垣本部校|2016年10月27日
秋と言うと、「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」とかいろいろありますよね。
今回は「芸術の秋」ってことで、先週のことですが、岐阜県美術館に行ってきました。
加納高校美術科の卒業制作展です。
塾生が出品しているので見に行ってきました。数年前にも生徒がいたので、今回で2度目になります。
もともと美術館巡りが好きなのですが、今回も素敵な作品群を見れて幸せでした。
他校の美術科のことはよくわからないのですが、加納はレベル高いと思います。
油絵、日本画、デザイン・工芸、彫刻、そのどれもが「これ、ホントに高校生の作品?」と思うような完成度の高さと独創性。
絵画で言うと、具象画の良いのですが、観念的な抽象画も素敵でした。
彫刻や工芸なども、「これ、何を意図して作ったのかな?」と想像をめぐらすのが楽しいです。
簡単に答えが出ないもの、答えが一つに絞れないもの、そういう「割り切れなさ」「曖昧さ」「多様さ」の中にこそ真実があるような気がしてきます。
作品をここでお見せできないのが残念ですが、この中から何年か後に日本を代表するアーティストが出るんじゃないか、そんな期待も持たせてくれた卒展でした。
yoneyama