なのにきゅうり
未分類|2017年6月23日
「こんなタイミングで言うのもなんですが・・・キュウリは食べられますか?」
先日、歯の治療のために、いつもお世話になっている歯医者さんへ行きました。
念のため痛み止めをいただくために処方箋を持って、最寄りの薬局へ。
ここも以前に何回かお世話になっている薬局です。
痛み止めをいただく理由を薬剤師さんに話し、お会計をした際に上のような話になったわけですが・・・
「薬局なのにキュウリ」
・・・上手く想像できなかった私の表情を察してか、なぜキュウリなのかを教えてくださいました。
その薬局を運営している社長さんは農業もやっておられ、獲れたキュウリをお店にたくさん送ってくださり、そのおすそ分けということでした。
最初は少し驚きましたが、後々になってシミジミと嬉しい気持ちになりました。
日頃のお客様に対する感謝の気持ちを、自分の範囲内でできることをやってみました・・・みたいな奥ゆかしさを感じたからでしょうか。
この「できる範囲でやってみました」感のあるおもてなしは、かえって心に残ると思います。
そんなことを思いながら、キュウリたちを自宅に持ち帰り、美味しくいただきました。
ありがとうございます!
薬局でのできごとのように、私もひとりひとりに、真心こめた関りをしていこう。
改めてそう思わせられたひとときでした。
T.Yanagi