回顧録⑦
滋賀本部校|2017年7月15日
2015年は大きい変化のあった年でした。
それまで私は基本的には校舎を1人で開け、1人で閉めるという生活でした。
用を足しているときや見送りに行っているときに電話が鳴っていて
それに出られなかった回数は数えれば枚挙に暇がありません。
要するに常勤の社員が私1人だったわけです。
そんなところにもう1人、社員が加わったのです。
前年のテーマが「脱皮」だったのですが、私にとってはまさにこの年こそが脱皮でした。
その社員とは、私を絶望の淵から救ってくれた、あの男です。
すでに気心知れている間柄だったので、ここの運営は前年を超えるほどのスムーズさでした。
これまではいくら長く時間を共有してくれる講師でも、
長期休暇中に限定されていたり、仮にそうなってくれてもすでに4回生ですぐに卒業という、
私にとっては歯がゆくも何ともし難い状況でした。
それら積年の課題が、この年にすべて解消されたのです。
2013年とは違い、一生懸命やった結果がすぐに現れました。
気がつけば子どもたちの笑顔がこの校舎にあふれていたのです。
さらにこの年は次代を担う新しい講師も続々と入ってくれて
前年までとは様相が一変しました。
現在の滋賀本部校は、まさにこの年がベースになっています。
そして、この年の学院長へのある提案が後に大きい結果を生むことになるのです。
滋賀本部校 宝蔵