今日の雑学 ~紅葉はなぜ起こる?~
静里校|2021年11月20日
こんにちは!
中学生の怒涛のテスト対策が終わり、中3は入試へと気持ちを切り替えていきます。
紅葉を観に行く暇は無くても、気持ちだけは高揚させていきましょう!
さて、紅葉がなぜ起こるのか、まずは仕組みを画像で載せます。
何を言っているのか分からないぞということで、
紅葉の手順を以下に書いてみました!
秋に近づくと日差しが弱くなっていく
↓
光合成で作られる栄養分がとても少なくなる
↓
葉っぱがあってもコスパが悪いので、葉っぱを落とすことにする。
その前に葉の栄養は木が回収する。
そのとき緑色の色素「クロロフィル」も分解される。(ここで葉っぱの色が黄色になる)
↓
緑色が抜けると、日光の中の青い光を吸収して、有害物質が作られてしまう
(このままだと木がダメージを受ける)
↓
そうだ。葉っぱを赤くすれば、青い光から守れるぞ!
↓
赤い色素「アントシアニン」発生!!
これが紅葉のざっくりした流れです。
葉っぱの緑色はなくなり、最後は落ちてしまいますが、
木が回収した栄養分は、次の春にまた葉をつけるために使われるのです。
いつでも同じなのではなく、
状況に合わせて戦い方を変える。そしてまた芽を出す。
受験生も同じなのではないでしょうか。
静里校 田中