一瞬弱気
長森校|2021年12月26日
長森校の尾関です。
第5回岐阜模試の結果が返ってきて,生徒達と懇談をしながら返却中である。
いい感じの成果を収めることができた子たちはいいのだけれど・・・厳しい結果の子との懇談は僕にとっても辛いものである。
生徒の悲しそうな顔を見るのは嫌だし,生徒の成績は僕ら長森校の指導に対する成績でもあるからね。
生徒たちみんな頑張ってるってことは分かってるのに,ついつい嫌味っぽいことを言っちゃったりしちゃうしね。
テレビや小説,他校舎の生徒たちが書いた受験体験記,その中にはヒーローみたいな先生の,子どもの心を救ってあげられる言葉がたくさん詰まっている。
僕もそんな風になりたいよな~っていつも思ってるんだけど,気がつくと真逆の言葉。生徒が「チーン(悲)」ってなるような言葉ばかりが,口から出てきてしまう。
子ども達もさぞかし意気消沈していることであろうって思って,ちょっぴり自己嫌悪の中,みんなが帰った後チェックノートを読んでいると・・・
「今夜から携帯とはお別れします。」「スマホを箱に入れて親に隠してもらいました。」「やばすぎて模試の解説聞きながら涙出てきた。形だけの勉強じゃダメだ。」「なんか最近早くから塾に来ている子が多くなってきていて自分も頑張ろうって思った。」「模試の結果を見て目が覚めた。行動を変える。」「〇〇が凄く落ち込んでたのに,翌日から自習室に早く来ていて,早速行動に移せていてすごいなって思った。自分も頑張る。」「負けたのすごく悔しい。今年で一番悔しい。でも次で絶対勝つ!!」
などなど,子ども達前向きな声に僕の心も引っ張られる。
子ども達は意気消沈したんだろうけど,とっくに浮かび上がってメラメラ燃えている。
僕も負けていられない。子ども達自身がまだまだできることがたくさんあるように,僕にも生徒達にしてあげられることがまだまだたくさんある。
っていうか冬は始まったばかりなのに,何をそんなに深刻になっていたんだろうって感じ。
何かのCMでもやってたしね。「深刻になるな。真剣になれ!!」ってね。
僕が長森校の先頭を走ってるつもりだったけど・・・一瞬生徒に抜かされた気分。
嬉しい反面,ちょっと悔しい(笑)
厳しい結果を突き付けられても負けない生徒達,頼りになる長森校のスタッフ達,第6回岐阜模試に向かってみんなの先頭を走っていこう。
それが校舎長ってものなのだ!!