合格以上に大切なもの?
長森校|2022年2月6日
長森校の尾関です。
このお正月に嬉しい年賀状を受け取った。
3年前高校を不合格になった生徒からの年賀状。
〇〇大学に進学することが決まったこと。
いろんな気持ちになりながらも,お母さんの願い通り楽しい高校生活を送ることができたこと。
先生,今年の中3生は全員合格させてあげてねっていうこと。
年賀状の文面から彼の成長が伝わってきて,本当に嬉しかった。
さかのぼること3年前の春。
入試の発表後,落ち込む彼と3つの大学を見に行った。
「高校入試が全てじゃない。長森校ですごしてきた日々が間違っていなかったってことを,みんなより3年遅く証明することになっただけだ。君はこんな大学に通うことになるんだぞ。」
いろんな話をしながら大学をめぐり,彼が大好きだというラーメンを一緒にたべて帰った。
彼がこの春進むことになった大学はその中の1つである。なんかドラマのような展開だなって感動している。
彼のお母さまからは,高校の先生から「どうして大学に行きたいのか」と問われたときに,泣きながら「中学校の時に通っていた塾の先生と約束したから。」と答えていたこともお聞きしていた。
きっと紆余曲折あった高校生活。たくましく乗り越えて,夢を1つ叶えた彼を思いっきり褒めてあげたい気分である。
不合格になってもいいなんて,これっぽっちも思わない。でも彼だけじゃない。かつての生徒たちのその後を見ていると,合格以上に大切なものがあるのかもしれないって思ったりする。
さぁ愛する長森校受験生。単なる合格じゃなく。いい合格をしよう!!