麩菓子とアーモンドチョコレート
長森校|2022年4月24日
長森校の尾関です。
高2生のとある生徒と面談室で話をしていた時のことである。
コンコンコン(面談室の扉をたたく音)
遠藤先生「Aくんが入試の点数を報告に来てくれたよ~」
高2生との話を中断し面談室から出ると,麩菓子を持ったAが立っていた。
「先生お世話になりました。」と麩菓子を差し出す彼。
うれしいよなぁ~
もちろん保護者様からの,〇〇のチョコレートや××のおせんべい,△△のシフォンケーキも本当にありがたいのだけれど,Aが自分でお金を出して,自分で選んで,買ってきてくれたのであろう,その麩菓子に大感動である。
以前僕が,麩菓子が大好きだと話していたのを覚えてくれていたようである。
大切な自分のお金を使って買ってくれたんだろうなっていうのも嬉しいし,なによりAが僕が好きなお菓子を知ってくれていたのが本当に嬉しい。
ありがとね,A。また今年1年頑張れそうだ(笑)
なんて嬉しいことがあった3日後。
今度は今年高3になる教え子が登場。
色々話した後,じゃあ次は大学受かったよっていう報告を待ってるからねって送り出そうとしたとき・・・
「先生,チョコ食べる?」
差し入れ持ってくるなんて成長したなって感心してたら・・・
すでに開封してあり,いくつか食べてあるチョコを,先生にあげるって差し出す彼。
なんか彼らしい差し入れである(笑)
こっちの差し入れもめちゃくちゃ嬉しかった。なんか心が伝わってくるっていうかね。
差し入れが嬉しいんじゃなくて,「先生,これ好きやろ?」っていう心が嬉しいのである。
僕も「みんなぁ~,これ嬉しいやろ?」っていう校舎運営ができたらいいなって思った新年度の始まりであった。