世の中にアンテナを張る:健康編
鵜沼校|2023年5月27日
「最近、疲れが取れないなぁ。」…そんな事をふと感じている、今日この頃。
それでも、いつも子どもたちは元気に校舎へ来てくれます。
部活動やクラブ活動で疲れている子もいますが、懸命に授業を受けたり自習に来てくれたりする姿を見ていると、
「僕も頑張らないとな!」
って、気持ちを新たにして臨んでいます。
そこで今回は、少しでもみんなが元気でいられるよう、現代社会の抱える健康面での問題点を挙げてみました。
1. 栄養バランスの偏り
加工食品や外食の利用が増え、栄養バランスの偏った食事が懸念されています。
過剰なエネルギー摂取や栄養素不足による生活習慣病のリスクが高まっています。
2. 過度な食品加工と添加物の使用
食品加工は利便性や保存性を高める一方で、栄養価の低下や添加物の摂取量増加といった健康への影響が懸念されます。
食品の原材料や製品情報を適切に理解し、加工食品の選択に注意が必要です。
3. 運動不足とセデンタリーな生活
デジタルテクノロジーの進歩により、現代社会では運動不足やセデンタリー(座っていることが多い)な生活が増えています。
適度な運動の不足は肥満や生活習慣病のリスクを高めるため、運動習慣の普及と促進が重要です。
4. 心理的なストレスと食事の関係
現代社会ではストレスが慢性化しており、ストレスによる過食や食事の乱れが生じることがあります。
心と体の健康を保つためには、心理的なストレス管理と健康的な食事の両方が必要です。
5. 栄養情報の適切な理解と情報過多
インターネットやSNSの普及により、栄養情報は簡単に入手できるようになりました。
しかし、信頼性の低い情報やミスリーディングな情報も存在します。
栄養情報の適切な理解と批判的思考能力の養成が必要です。
何が原因かを知ることで、私たちはどうしていくかを考えることが出来ます。
そして、これまでにお伝えしてきた「情報社会に対する私たちの在り方」も、健康面で大きく影響しているようです。
これまで習ってきた家庭科の知識も、現代社会においては十分な情報が伝わっていないように感じます。
この3日間の「世の中にアンテナを張る」シリーズを通して、
「正しい知識をすばやく引き出し、活用させること」
…これが現代社会を生きるキーワードであると、私は考えます。
皆さんは、何か感じ取るものはあったでしょうか。
少しでも世の中を知る機会になれたら幸いです。
鵜沼校 Seino