続:知的好奇心と文房具
鵜沼校|2023年5月17日
文房具は、子どもたちのモチベーションに大きな影響を与えます。
私の場合、中学校までは鉛筆派だったのですが、初めて機能性の高いシャーペンを手にしたとき、何となく賢くなったような気がしたものです。
そして、周りが持っていない文房具を持っていると、つい優越感に浸ったりしていました。
そんな私も大人になり、筆記用具と言えば「ボールペン」一択。
生徒たちに説明で使う時も、ほとんどボールペンです。
子どもの頃ほどあれこれ使わなくなったので、気がつけば「パソコンでメモすればいい」「インク交換が楽な文具でいい」みたいな感じになっていました。
そんな私のところへ、ある”きっかけ”が訪れました。
会社の先輩が文房具好きで、おもしろい文具店をご紹介いただきました。
このお店は大正時代から続く、とても歴史のあるお店で…正直、感動しました。
そこで店主を務めている方も、知識を技術を兼ね備えていて、来る人を魅了していきます。
本物の職人が放つオーラを感じたとき、日々の生活で技量を磨き、学び、研究されている姿がイメージできました。
そんな店主にお勧めしていただいた、万年筆。
めんどくさがりな私でも扱いやすいもので、長年に渡って大切に出来る代物を手にすることが出来ました。
文具一つでも、極めていくと奥が深いです。
どんなことでも、勉強熱心で、飽くなき探求心を忘れない姿・・・そんな人を私も目指したいと思う、今日この頃です。
鵜沼校 Seino