8月11日から14日までの4日間、大垣本部校、北方校、GRAN,神戸校、岐阜本部校、穂積校、柳津校から参加してくれた37人の生徒たちと、お盆合宿を行いました。
朝5時半に起床してから夜の22時消灯まで、食事とお風呂以外の時間は授業とテストの繰り返し。
授業は一つ約2時間弱。それらの間の休憩はたった5分か10分。
毎日朝には課題テスト、夜にはその日の確認テスト。
勉強からの逃げ場はありません。
さらに、合宿までにと与えられた膨大な課題の量……。
家族と離れて慣れない環境で過ごす4日間にただでさえ不安を感じる中、事前に知らされた過酷なスケジュールを見て、こんなの無理!と弱音を吐く子もいました。
それでも合宿を終えてみると、あの4日間で理科と社会の授業を13もこなしています。
一人一人の表情がみるみる変わっていきました。
もっと勉強したい。もっとわかるようになりたい。
初日の受け身の雰囲気からは信じられないような、そんな声が聞こえてくるようにまでなりました。
HOMESにとって1回目の合宿。
生徒はもちろん、講師にとってもこれが初めての経験でした。
反省点も多々あり、生徒の優しさに救われたことも数多くあります。
それでも、参加してよかったと生徒たちが言ってくれました。
違う立場で参加させていただいた私自身も、胸を張ってそう言えます。
もう1週間ほど前の出来事になるのですが、あれから見ている生徒にとっても私にとっても、あのたった4日間が、今の支えとなる素敵な思い出になっているからです。
合宿中、多くの講師が共通して伝えた『日頃支えてくれている親への感謝』。
最終日、保護者の方に内緒でこっそり書いていただいた手紙を、生徒たちにお渡ししました。
読み進めるうちに涙を流す子が多く、鼻をすする音が響く中、みんなの前ではなかなか読まなかったり、恥ずかしがって何度も閉じながら見る子もいたり、反応はさまざまでしたが、うらやましいくらいどの子も幸せそうでした。
川瀬学院長直々の授業も数々お話も、聞けば誰もが実感したと思いますが人として成長できるとてもとても貴重なものです。
学力の伸びも合宿の目的ではありますが、もしかするとそれ以上に、心の成長のほうが大きかったかもしれません。
新しくできた友達ととびっきりの笑顔で写真に写り、みんなで集合写真も撮り、4日間で取り組んだプリントが詰まったファイルには寄せ書きが始まり、惜しみながらの解散でした。
しかし、HOMESはみんな繋がっています。
最終日にみんなで着たお揃いのTシャツ。
後日、それを着て自習室に来てくれる生徒もいました。
HOMESを好きでいてくれること、とてもうれしく思います。
私も日々を全力で過ごしながら、37人一人一人との再会を待ちわびています。
明日は岐阜模試。この夏の集大成といっても過言ではありません。
場所はそれぞれ違いますが、離れたところで共に頑張る仲間を励みに、全力を尽くしましょう!!
大垣本部校 岡安