滋賀本部校 | HOMES個別指導学院 - Part 6
校舎ブログ

回顧録⑥

滋賀本部校|2017年7月12日

2014年も熱くなるはずだった。

1点を先制したまではよかったが、まさかの逆転負け。

2006年を想起させるのに十分な結果・内容でした。

 

ここ滋賀エリアでは忘れられない出来事がありました。

 

実は私の赴任当時、野田先生から衝撃的なことを聞いていました。

岐阜の志門塾池田校とフロンティア―ドを組み合わせたような塾が近くにあると。

ここからだけは生徒が流れてこない、おそらく地元ではNo.1の塾だと聞いていました。

その後、私も実際にその勢いを目の当たりにしたことが多くあります。

最も顕著に体感したのがセンター試験の応援の時でした。

私の1年目の、生徒からの信頼を得られていない中での寂しい応援と、

一方で、その塾の職員の周りにどんどん笑顔で集まってくる生徒たちの膨大な人数。

そのあまりに対照的なコントラストは、なかなかお目にかかれるものではなかったかもしれません。

残念ながら、それが現実でした。ただただ悔しかった、圧倒されたという記憶しかありません。

その塾の名は…「峰学館」。

当時の周辺の中高生なら、その名を知らない子は少なかったと思います。

そんな塾が何とこの年、SHIMON GROUPと一緒になったのです。

最初は耳を疑いました。

他の塾と同じになる?

今までは失礼ながら敵だと思っていた方々と。

あそこまで圧倒的な差を見せつけられた方々と。

絶対に無理だと思いました。

最初こそギクシャク感がありましたが、今では強力な同志となってくれました。

 

校舎の方ではこの年、そんな峰学館の影響も手伝ってか、比較的順調に運営されておりました。

第二章の最終年というのもあり、この年も非常に頼もしい講師たちがそろっていました。

前年に現れた救世主に加え、もぬけの殻になっていた私を起こそうとしてくれた講師に、

柳津校から新しい風を吹き込んでくれた講師。

何かと第一章の講師たちと比べがちになってしまっていましたが、

この子たちも間違いなくここの歴史に名を刻んでくれた、私の大事な宝物です。

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回顧録⑤

滋賀本部校|2017年7月11日

第二章が幕を開けた2013年。

正直、卒業していった講師たちの穴は予想していたよりも大きく、苦しい船出となりました。

私自身も燃え尽きた感が半端なく、もぬけの殻のようになっていました。

当時、孤軍奮闘していた講師も看護の実習で1年近く離れることが決まっていました。

まさに弱り目に祟り目の状態だったのです。

 

そこに、すい星のごとく救世主が現れたのです。

それは意外な人物でした。ここの卒塾生とはいえ、現役当時はろくに挨拶もしない、

私とはもちろん、講師とも関わることはほとんどなかったような、そういう生徒でした。

とても当時は一緒に働くなどとは思ってもみない存在でした。

そんな男がここで働きたいと言い出すのです。私は訝しがりました。

しかし、彼が来てからというもの劇的に流れが良くなった、とまでは行きませんが、

明らかに潮目が変わりました。

この年のここでの受験生は史上最少でした。ただ、その半数以上が不合格になる可能性が高かったのです。

こんな状況で大量の不合格者まで出してしまっては塾として本当に終わる。

当時の私は、毎日そのプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。

彼がその思いを共有してくれるだけで、どれだけ助かったか。

彼もいっしょに闘ってくれたのです。当時の彼は、まさに私の戦友と呼ぶにふさわしかった。

 

あの時、お金に困った彼が校舎の窓を見てくれていなければ。

あの時、訝しがった私が彼を断っていれば。

あの年の奇跡の全員合格も、そして、今の滋賀本部校もなかったと私は断言できます。

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回顧録④

滋賀本部校|2017年7月8日

2012年は熱かった。

何が熱かったかって、それはロンドンオリンピックです。

初戦で優勝候補のスペインを破った時は驚きましたが、

もはやそれは「奇跡ではない」と言われていたところに、もっと驚きました。

 

ここ滋賀本部校でも思い出深いことが多かったです。

「包容」から続いて「向上」と銘打たれたこの年、私の中で勝手に集大成と位置付けていました。

開校4年目を迎え、同時に当初からの講師たちも4年目を迎え、卒業していくからです。

私にとって講師の初めての卒業生。

後悔することなく、限界まで子どもたちと関わってあげてほしい、

自分たちで主体的に動いてほしい、そういう思いを込めてこの年は私は努めて表に出ることをしませんでした。

彼らにとっては、自分たちの時間を削ってまでここで時間を過ごしていたわけなので

相当負担になっていたと思います。

時には来たくなかったり、イラッとすることもあったでしょう。

ひょっとすると、プライベートで関係がこじれたという話もあったかもしれません。

それでもあの子たちはやり遂げてくれました。

年越特訓も飾りつけから私立高校入試の分析まで、ほぼすべてをやってくれました。

そんな当時の講師たちも今では結婚していたり、再びHOMESに戻ってきてくれたりするのですから、

時の流れは尋常ではなく早いものです。

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初めてのぐじょっパ。あれは私の中で一生の宝物です。

こうしてめでたく第一章は幕を閉じたわけですが、これはほんの序章に過ぎなかったのです。

 

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回顧録③

滋賀本部校|2017年7月6日

東日本大震災の起こった2011年。

当時、私は給湯室でコーヒーを淹れておりました。

 

この年は、私の中ではこの滋賀での生活の中で

小さくない変化があった年として刻まれております。

野田先生が再び大垣に拠点を移されるという出来事はありました。

ただ、赴任初年度ほどの不安に苛まれることはありませんでした。

私自身の慣れもありますが、何より講師の存在が大きかったように思います。

当時の講師たちも3年目を迎え、生徒対応や電話対応だけでなく、校舎全体に及ぶところまでを

考えてくれるようになっていました。

いえ、そんなことよりも私に適応してくれるようになったと言った方が正しいのかもしれません。

それまで頼られる存在だったものが、いつしか私の方が彼らを頼る側になっていたのです。

必ずしもそれが理想なのかは分かりませんが、この場所は講師たちが作っていくという色が強まりました。

自分たちで連携を取ってどこかへ出かけたり、岐阜の特訓にも精を出すなど、

そのパワーは校舎内にとどまることはありませんでした。

前年度のおかげで活気を呈した校舎は、講師の力でその勢いを持続させられました。

「この子たちがいれば安心だ」という確固たる自信が芽生えた年は、その後の大団円へとつながるのです。

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回顧録②

滋賀本部校|2017年7月4日

滋賀本部校2年目となった2010年。

開校に尽力してくれた講師が抜けたりすることがあったものの、

それ以上に大きい存在が来てくださることになりました。

 

野田先生が週に何度か顔を出してくださるようになったのです。

もともとは野田先生を慕って集まってくれた子が多いので、

皆さん大いに喜んでくれました。

それ以上に一番安心したのが私だったのかもしれません。

何もかもが手探りだった前年とは違い、何かあればすぐに相談できる存在がいてくださるのは

本当に心強かったです。

それ以上に、野田先生がちょっと保護者や生徒と話すだけで皆さん安心され、

さらに校舎の勢いが増しました。

初の年越特訓が開けたのも、この年です。

前年との大きい違いに、自分の力不足を痛感することとなりましたが、

この年は後に私を助けてくれる生徒が現れた年でもあったのです。

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回顧録①

滋賀本部校|2017年6月30日

 

以前にここでも綴らさせていただきましたが、今日は私の滋賀への赴任が決まった日です。

忘れもしない2009年の6月30日。

あの日が私のターニングポイントとなった日でした。

 

何も知らないままに来てしまい、最初はすべてのことに対して余裕がありませんでした。

岐阜で、わずかながら培った知恵も知識も、ここでは通用しませんでした。

至らぬ点へのご指摘も、この年が一番多かった気がします。

精神的に追い込まれることもありましたが、どこに行っても変わらない生徒たちの

素直さや当時の講師たちの頑張りのおかげで、何とか立ち直ることができました。

あの年、多くの高3生や中3生が全員合格できたのも、彼らのおかげだと思っています。

 

かつて志門塾長浜校で栄華を極めた野田先生が必死の思いで集めた生徒と講師たち+私。

うまく引き継げたのかどうかわからない、私の1年目の滋賀での旅は幕を閉じたのです。

 

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胎動

滋賀本部校|2017年5月17日

今日は五月晴れを思わせる陽気です。

風がそよぎ、来る夏を思い起こさせるには、まだ少し早いのでしょうか。

あの日も、そうだったように記憶しています。

 

10年前の今日。

志門塾本部3Fの片隅で、まだ名もなき塾がその生を授かるきっかけになった日です。

これがどれほどのことなのか、当時の私は何も分かっておりませんでした。

ただ、この人の言うことなら間違いないと思って、その日にメールをお送りしました。

あの選択が今の私を作ってくれたのかもしれません。

今日という日も、数ある大切なものの中の一つです。

 

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Winter, again

滋賀本部校|2017年3月7日

今日は季節が逆戻りしたかのような1日になりました。

長かった冬を越すには、まだもう少しの辛抱が必要なようです。

 

それは今日、入試前日を迎えた中3生も同じです。

一般入試という最後の坂を上り切って、晴れて高校生になれるのです。

今日は講師が最後のメッセージを伝えてくれました。

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ささやかなものでしたが、こういう形って今までなかったです。

 

私がHOMESで中3生を送り出すのも、これで10回目となりました。

もちろん毎年のことを覚えています。

つらい結果になることもありました。

奇跡が起こったこともありました。

それらを含めて、この1年の総決算が明日です。

怖いけど楽しみです。

 

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酉年元日

滋賀本部校|2017年1月1日

2017年です。

中学生はおろか、高校生の大半が2000年以降の生まれになります。

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本年もどうぞよろしくお願いします。

 

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4年ぶりです。

滋賀本部校|2016年12月31日

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何やかんやで前回行ったのが2012-2013年。

そこからは、なかなか試行錯誤を繰り返してきました。

子どもが少なく過ぎたり講師がまったく参加しなくてよかったり。

どれが正解かわからず、ここまで来ました。

今回も、これでいいのかまだ分かりません。

ただ、前回と決定的に違うところは準備から当日まで私がほとんど関与していないこと。

ほぼ講師だけに任せて事が進んでいきます。

朝の挨拶もしてくれました。

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今日は特別にスーツということで。

まだまだ2016年、終われません。

 

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