藤原北家・藤原兼家の息子として生まれ、兄の藤原道隆・道兼に隠れ、目立たない存在でしたが、一族の中で中心的な人物となり、栄華を極めます。いかにしてその栄華を極めたのか、周辺人物にもふれながら、平安時代を代表する人物の実像に迫ります。

貴族で歌人、漢詩人であった藤原為時の娘として誕生し、夫との死別後に「源氏物語」を書き始めます。評判を聞いた藤原道長に召し出され、一条天皇の中宮彰子に仕えることになります。その後、藤原道長の支援のもと完成させます。当時の時代背景にも触れながら、宮廷世界の実像に迫ります。

平清盛は貴族社会が揺らぐ混迷の平安末期を駆け抜け、初めて武家政治の時代を築いた変革者であった。いかにして藤原氏にかわり栄華を極めたのか。日本の政治を武士が主導する新たな時代の幕を開けた人物の姿をに迫ります。

平清盛によって栄華を極めた平氏ですが、清盛の死後、源氏の木曾義仲の軍が京へ進軍すると、安徳天皇を伴って京から脱出をします。その後も源氏との戦いにも敗れ、ついには壇ノ浦の戦いで敗れて平氏は滅亡します。栄華を極めた平氏がなぜ滅んだのか、その過程をお伝えしていきます。